予防接種・ワクチン

肺炎球菌ワクチン「ニューモバックス」

破傷風菌ワクチン
帯状疱疹ワクチン「生ワクチン ビケン」「シングリックス」
インフルエンザワクチン
HPVワクチン「シルガード9」「ガーダシル」


時期により行なっていないもの、在庫切れの場合もございます。
ワクチン接種を希望される方はお電話ください。


23価肺炎球菌ワクチン「ニューモバックス®︎」


《対象》
65歳以上の方

《大田区の費用助成対象》
これまで一度も肺炎球菌ワクチンを打ったことがなく、以下に当てはまる方(助成を受けるためには接種券が必要です)

①現在65歳の方
②現在66歳以上の方


《費用》

1回8000円


①の方で自治体からの接種券をお持ちの場合は、自己負担1500円

②の方で自治体からの接種券をお持ちの場合は、自己負担4000円


《接種回数・方法》
回数は決まっていません。
ニューモバックスは一度接種すると5年以上効果が続くと考えられています。
そのため2回目接種を希望される方は、初回接種から丸5年以上たってから打つことが推奨されています。
二の腕の皮膚または三角筋に注射します(皮下注射または筋肉内注射)。

大田区では高齢者に対する初回の肺炎球菌ワクチン助成を行なっており、当院も契約医療機関です。
詳しくは区のホームページをご覧ください。
66歳以上の方で助成を希望される方はこちらをご覧ください↓

破傷風菌ワクチン「沈降破傷風トキソイド」


《対象》
全ての年齢の方


幼児〜小児期に3回接種を完了していても、最後の接種から10年以上経っている場合は追加接種が推奨されています。特に1967年以前に生まれた方は定期接種が行われていなかったため、発症リスクが高いと言われています。破傷風菌は土壌やサビに存在することが多いため、土いじりや屋外での活動で切り傷を作りやすい方は接種を推奨します。

《費用》

1回3500円(汚染傷があり緊急的に打つ場合は保険適応)


《接種回数・方法》
予防目的の場合は全3回行います。汚染された傷があり、緊急的に打つ場合は破傷風菌ワクチンの接種状況によって回数が変わってくるため、医師にご相談ください。
二の腕の皮膚または三角筋に注射します(皮下注射または筋肉内注射)。

帯状疱疹ワクチン

「乾燥弱毒水痘生ワクチン ビケン」

「シングリックス®︎」


《対象》
50歳以上の方


ワクチンを接種することによって帯状疱疹自体の予防効果や、帯状疱疹になってしまった後の強い疼痛を予防する効果があります。2023年7月1日より、大田区在住の50歳以上の方は費用助成があります。


《費用》

●「乾燥弱毒生水痘ワクチン ビケン」1回7000円(大田区の接種券がある場合は、5000円の補助がでますので、自己負担は2000円)

●「シングリックス」1回20000円、全2回(大田区の接種券がある場合は、10000円×2回の補助が出ますので、自己負担は1回10000円×2回で20000円)

補助についての詳細は下記大田区のウェブサイトをご覧ください。


《接種回数・方法》
「乾燥弱毒生水痘ワクチン ビケン」の接種回数は1回です。
二の腕の皮膚に注射します(皮下注射)。

ステロイド、免疫抑制剤を使用中の方、妊娠中の方は接種できません。


「シングリックス®︎」の接種回数は2回です。

1回目を打ってから2ヶ月の間隔をあけて2回目を打ちます。
三角筋に注射します(筋肉内注射)。
シングリックス自体にアレルギーがない限りどなたでも打つことができます。

インフルエンザワクチン


《対象》
生後6ヶ月以上から接種できますが、当院では3歳以上から受け付けています。
例年10月1日から接種を開始しています。

《費用》

1回3500円です。

大田区在住の高齢者、小児は費用補助があります。
補助の金額は年によって変わるため、詳しくは大田区のウェブサイトをご確認ください。
高齢者の方で大田区の接種券をお持ちの方は必ずお持ちください。

《接種回数・方法》
15歳(中学3年生)までは2回接種、それ以上の年齢は1回接種です。
二の腕の皮膚に注射します(皮下注射)。

9価HPVワクチン「シルガード9®︎」


《対象》

9歳以上の男女。

小学校6年生〜高校1年生に相当する年齢の女子については定期接種の対象になり、無料で受けられます。

キャッチアップ接種の方も受け付けております。

ただし自治体からの予診票をお待ちでない場合は自費になります。

男性については全年齢で自費になり、適応外使用になるので副作用があった場合の救済措置は適応されません。

男女ともに年齢の上限はありませんが、アメリカのデータでは女性は26歳までの接種が推奨されています。


《費用》

1回28000円(全3回とも同じ金額)。


《効果》

子宮頸がん、外性器・肛門がん、咽頭がん、咽喉頭乳頭腫、尖圭コンジローマなどの原因となる9種類のHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しにくくなる効果があります。

すでに体内に入り込んでいるHPVを排除する効果はないため、感染する前(初めての性行為前)にワクチン接種をしておくことが大事です。


《接種回数・方法》

9-14歳は2回(初回、6か月後)、15歳以上は3回接種(初回、2か月後、6か月後)です。

三角筋に注射します(筋肉内注射)。


※以前にHPVワクチン接種歴のある方は、「いつ、どの種類のHPVワクチンを打ったか」の記録を必ずお持ちください。

不明の場合は接種を受けられません。