飲み込みの検査

食事中にむせる、錠剤が飲み込みづらい、食事中や食後に咳が出る…などの症状はありませんか?

食物などを飲み込む行為を医学用語で言うと嚥下(えんげ)と言います。
嚥下能力は年齢や病気により低下することがあり、それにより食べ物が肺の方に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)と言います。
耳鼻咽喉科では鼻からの内視鏡を使って、嚥下の状態をリアルタイムに評価します。
この検査を嚥下機能検査(えんげきのうけんさ)といいます。
内視鏡の画像は患者さんも見ることができるので、飲み込んだ後ののどの状態を一緒に確認し、誤嚥の可能性があるかどうかを検討していきます。
検査結果をふまえて、その方に最適と思われる嚥下リハビリ訓練をお勧めします。
リハビリ訓練は、嚥下に使う筋肉の“筋トレ”になるので、効果を感じるまでに1ヶ月ほどかかります。
約1ヶ月後にまた受診していただき、訓練の効果を見ていきます。
嚥下機能検査はいつでもできますが、準備に少し時間がかかるため、ご希望の方はお電話でお問い合わせください。